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ティソ【2021 新作】着用シーンを選ばない「シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」に3色のカラーが追加

ティソの「シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」に新しいバリエーションが追加された。ブラックのダイアルカラーにレッドとブルーのベゼルリングを組み合わせた2本と、グラデーションを効かせたグリーンダイアルの1本で、発売はそれぞれ2021年5月を予定している。



鮮やかな3本のバリエーション
 ティソは2021年の新作として「シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」に3種類のバリエーションを追加した。スポーツシーンに限らずさまざまな場所で活躍する本作に加わったのは、ブラックで落ち着いたトーンのダイアルに、鮮やかなレッドとブルーを取り入れたツートンカラーの回転ベゼルリングを組み合わせた2本と、透き通った南国の海を思わせ、近年のトレンドでもあるグリーンのダイアルを採用した1本だ。

 今まで複数のバリエーションを展開してきた本作だが、それぞれが雰囲気を異にする。またSSブレスレットとラバーストラップが選択でき、デイリーウォッチにふさわしい性能を持つ。



ティソ「シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」
クォーツ(Cal.ETA G10.212 POWERDRIVE)。SS(直径45.5mm、厚さ12.82mm)。300m防水。6万7100円(税込み)。2021年5月発売予定。
 同社は、創業から168年もの長い歴史の中で“INNOVATORS BY TRADITION(伝統に根ざし、伝統を打ち破るイノベーター”として、世界中で愛されるウォッチメーカーとしての地位を守ってきた。1938年からねじ込みの密閉構造を採用し、ダイバーズウォッチ製造を行なってきた同社の技術は現代でも活かされ、本作においても300mの防水性能を備えている。

 逆回転防止のベゼルとねじ込み式のリュウズを装備する本格ダイバーズウォッチでありながら、クォーツムーブメントを搭載するなどして、税込み6万円台という手が届きやすい価格帯を実現している。オリス時計の評判ソーラー発電式ではないため数年間経過したらボタン電池の交換が必要だが、電池切れ警告機能がついているため突然止まってしまうという心配は不要だ。

【希少品発見】5800/1A-001ノーチラス

そもそもノーチラスとは

1976年、パテックフィリップが潜水艦『リシャールミル 時計』の船窓からインスピレーションを受けて8角形の丸みを帯びたケースで、ジェラルドジェンタ氏がデザインを誕生させたのが始まりです。
余談ですが、ノーチラスとはラテン語でオウムガイを意味するようです。
ほんと余談です。。。

ちなみに2ピース構造って?


このように裏蓋がケースと一体化しており、ベゼルとケースの2ピースで作られている構造のことです。
現行は裏蓋が独立しているので3ピース構造となります。
2ピース構造にした理由は厚みが抑えられるのと、防水の機密性からとしていますが、どうしてもメンテナンスの際に裏蓋が単独で開かないとなると、手間だという観点からでしょう、現在は3ピースになりました。
これもまた余談ですが、2ピース構造のシースルーバックは3712のプチコンプリケーションと、5800のノーチラスだけなので、どちらも短期間で生産終了した希少品ですね。

現状相場
さて、そんな5800の市場販売価格は保証書付きで600万半ばから700万くらいですかね。
大黒屋さんにもありました。


ブランド名PATEK PHILIPPE商品ランク中古ABランク参考定価-型番5800/1A-001メンズ・レディースメンズ文字盤ブルーグラデーション文字盤ムーブメント自動巻きケースサイズ38 4mmベルト内周18 5cm素材ステンレス付属品箱/保証書(正規 2007年6月印)/取扱説明書/メーカー修理明細(2012年、2018年)保証期間ご購入日から6か月状態当社ではあえて外装仕上げを行っておりませんので、

買取価格は状態によって前後しますが、500万から500万後半ってとこでしょうか。
販売価格と多少開きは出てしまいますが、3年くらい前から見ると一気に相場が上がった物の一つですからね、しょうがないでしょう。

パテック フィリップの限定モデル「6007A」が見据えるカラトラバの未来


2020年初頭に竣工した新工場の門出を祝い、パテック フィリップは新作「Ref.6007A」を発表した。カラトラバの歴史にその名を刻むことになる記念モデルは、瑞々しさに溢れている。



2015年10月に始まったジュネーブ郊外のプラン・レ・ワット新工場建設は、パテック フィリップ社長、ティエリー・スターンの指揮のもと、本社工場拡張による製造拠点の確保を目的に発足した大規模なプロジェクトだった。



モダンなデザインが際立つ、全長約200mにも及ぶプラン・レ・ワット新工場。パテック フィリップのマニュファクチュールとしての機能をすべて担っている。
パテック フィリップは節目ごとに記念モデルを発表するのが恒例だが、未来を託された新工場「PP6」へのトリビュートとして誕生した「Ref.6007A」は、その意味からも極めて特別なタイムピースのひとつに数えられそうだ。

大好物のヴィンテージロレックス

ラグジュアリースポーツウォッチのなかでも、熱狂的なヴィンテージロレックスのコレクターとしても知られる澤田さん。

「どんなに見た目が好きでも、実用的だと感じられない時計、例えば、操作が難しい永久カレンダーなどの複雑機構は収集の対象外なんです。

その点ロレックスは完璧。何ひとつ扱いで不自由することがありません。ヴィンテージになると実用面で現行モデルに劣ることもありますが、それを補って余る唯一無二の味わいに惹かれますね」。

数あるコレクションのなかからヘビロテ中の1本を紹介してもらった。


ブラウンダイヤルゆえ、肌にも馴染みやすい「GMTマスター Ref.16753」。
「時計を何本か持っているとカレンダーを合わせなくなる人が多いと思いますが、僕はきっちりと合わせたいタイプ。

そうなると、カレンダーを早送りできない一部のヴィンテージは少々扱いづらく感じてしまうことがあります。

その点こいつは、24時間針を単針で操作することはできないまでもカレンダーを早送りできるので便利なんです」。

Ref.1675/3からの続くGMTマスターのコンビケースは根強い人気がある。

「コンビケースって苦手意識がある人が多いと思うんですが、ちょっとした差で見え方が変わるんですよね。Ref.16753はブラックもあるのですが、このブラウンはレトロな雰囲気も相まって、柔らかな印象を受けます。かなり合わせやすいですよ」。

ともにブラウンの落ち着いた雰囲気の時計を紹介してくれた澤田さんが、今気になっているジャンルがあるらしい。

「僕は関西人だから、ド派手な時計も決して嫌いではないんですよね(笑)。いずれバゲットダイヤ入りの時計にも挑戦してみたいと思っています」。

澤田さんがどっぷりつかるラグジュアリースポーツウォッチ世界は、澤田さんの淹れるコーヒーと同じく、底の見えない深〜い味わいのようだ。