2020年初頭に竣工した新工場の門出を祝い、パテック フィリップは新作「Ref.6007A」を発表した。カラトラバの歴史にその名を刻むことになる記念モデルは、瑞々しさに溢れている。
2015年10月に始まったジュネーブ郊外のプラン・レ・ワット新工場建設は、パテック フィリップ社長、ティエリー・スターンの指揮のもと、本社工場拡張による製造拠点の確保を目的に発足した大規模なプロジェクトだった。
モダンなデザインが際立つ、全長約200mにも及ぶプラン・レ・ワット新工場。パテック フィリップのマニュファクチュールとしての機能をすべて担っている。
パテック フィリップは節目ごとに記念モデルを発表するのが恒例だが、未来を託された新工場「PP6」へのトリビュートとして誕生した「Ref.6007A」は、その意味からも極めて特別なタイムピースのひとつに数えられそうだ。